相続&生前対策コンサルタント、行政書士の岡田です。
相続対策といいますが、その方法・手段はいろいろあります。
どんな方法がいいのかは、その人が何をしたいのかによって変わります。
つまり、大事なことは最初に相続対策の目的をはっきりさせることが一番重要です。
目的の一例として
- 財産の分け方を相続人間で揉めないようにする。
- 財産を分割しやすいようにしておく
- 亡くなった後に家族が困らないようにする
- 財産である不動産の内容を整理しておく
- 税金ができるだけかからないようにする。
- 税金対策というより、生きている間に相続人にしてやれることする。
- 相続人に役立つ財産が結果的に多く残るようにする。
- 納税資金の準備をしておく
- 特定の人、団体に財産を多く渡すようにする。
- 事業をうまく引き継ぐようにする。
- 認知症になる前にできることをしておく
- 負債を整理しておく
- 問題のある財産を整理する
- 相続人が後でわかりやすいようにしておく
もちろん、複数ある場合もあるかと思いますが、その場合は優先順位をつけることです。全てを同時に満たすような対策はできないからです。
誰に相談するかが重要になります。できるだけ客観的なアドバイスができる専門家のほうがいいです。
世の中は相続対策と称する商品で溢れています。
銀行でも、生命保険会社でも、建設会社、不動産会社、士業にも、相続対策という名前のついた商品やサービスがずらりとあります。
内容的にはいいものもあるので、本当によく検討して、納得して採用するのでしたらいいのですが、これらの多くは相続対策をきっかけに、自社の商品、サービスを売り込むことが目的であることも又事実です。
そのような場合は、相談する人によって、相続対策の内容は変わってしまいます。
それでは全く、本末転倒ですね。
又、多くの人は、その違いがわからないのではないでしょうか。
相続の用語は難しすぎます。数字も多くて意味を理解するのが大変です。
そんな方がおられましたら、ご相談ください。
私も相続の手続きを依頼いただき、日々行っておりますが、事後的な手続きですと、どうしても限界があり、あとで困ってもそれ以上どうしようもないケースがございます。
やはり、生前の相続対策が何より重要であると感じています。
何かに偏ることなく、現状をよく確認したうえで、可能な対策のアドバイスをさせていただきます。又それを踏まえ、その内容によってはふさわしい専門家のご紹介もいたします。