生前対策って何?

生前対策って何?

2024年3月22日

生前にできること

生前対策としての手続はいくつかあるのですが、具体的な手続きについては、別のページで説明することとして、ここでは生前にできることについて、基本的な考え方を書いてみます。

終活という言葉、最近よく聞くようになりました。
文字どおり、人生の終わりの活動です。
平均寿命は長くなりましたが、人間には必ず、いつか終わりの日が来ます。
誰もその運命には逆らうことはできません。そしてそれがいつかもわかりません。
ただ、誰でもそのときのために、自分の身の回りをきれいに整理しておきたいと思う気持があるはずです。
それが終活という活動につながるのだと思います。

残された家族がいる人も、いない人もその気持ちは同じでしょう。
では、何をすればいいのか?
それをノートにでもリストアップしてみます。

その作業ができるのは実は、今が最後かもしれません。

やり残したことはあるのか?
自分がいなくなった後に残るものは何か?
それは残していいものか? 残さないほうがいいのか?
自分が認知症になって、何もわからなくなる前にすることがないか?
自分がいなくなって、困る人・ペットはいるのか?
誰かのために残すものはあるのか?残したいのか?
自分の記録を整理して後世に残したいのか?残したくないのか?
自分の今の思いを託して、引き継ぐことはできるのか?引き継ぐ人はいるのか?
自分の財産を何かに役立てたいのか?

そういうことをリストアップしてみます。
何でもいいです。
終活はそこから始まります。

そこで出てきた内容をできるだけ、具体化します。
そして、できることからすぐ始めます。
自分でできることは、自分でしてみます。
ゆっくりでもかまいません。
自分でできそうもないこと、人に頼んだほうがいいことは、人に頼みます。

家族でも知人でもいいです。
しかし家族や知人だけでは難しいことがあります。
そんなときは専門家に頼みます。
専門家はそのためにいます。
何かの役には立つはずです。

今始めなければ、後悔すらできなくなります


今は元気でも、年齢を重ねるにつれ、体調の変化はいつ起こるかわかりません。
しかも、急に来ることが多いです。
そうなっては、何もできません。後悔すらできなくなります。
ピンときた方、心にざわめきを感じた方、いつでもご連絡ください。
お手伝いいたします。