
代表の岡田です。関西・大阪出身です。
高校時代までは完全な理系人間で、数式や化学式のことばかり考えている少し変わった生徒でした。
ただ、急に文系の勉強にも興味が沸き、思い付きで受験した文系の大学に合格してしまい、そのまましばらく通いましたが、やはり飽きてきてだんだん大学には行かなくなり、中途退学しました。
その後は社会勉強のつもりでアルバイトを含め、いろいろな仕事を経験しました。
配達員、訪問セールス、工場作業、建設現場、建築営業マン、洋服販売等、他にもけっこう経験しています。
その後不動産の仕事をしたとき、その業務の面白さに惹かれ、不動産の世界にどんどん引き込まれていきました。そこで初めて法律のこと、相続のことを知りました。
不動産と相続は密接な関係があることもそのとき知りました。
あるとき、詳しい法律の理解を必要とする出来事があり、何とかしようとしたのですが、その時の自分の力量オーバーでありどうすることもできませんでした。悔しい思い出です。
そして同時に自分の知識の足らなさを痛感しました。ただ、そのときは何をしたらいいか分からず、そのことが心にひっかかりながらも、日々の業務に追われ時間だけが過ぎていきました。
ある日、大阪梅田の紀伊国屋書店に立ち寄ったとき行政書士の資格取得の本が目に入りました。
それまでもそこにその本があることは、知ってはいたのですが、手に取る気が起こらず、いつも通り過ぎていました。ただ、そのときは何となく手にしてパラパラと眺めていたとき「これは役に立つかもしれない」と直感し、すぐその本を買って勉強を始めました。
その後仕事しながら独学で学習し、1年目はみごとに惨敗、気合を入れて直して2年目の試験で合格しました。2年目で合格できたのは、ラッキーだったと思います。
現在は、行政書士として、許認可、相続、各種書類作成のお仕事をしています。又不動産関連の仕事も継続しています。不動産業者への業務・書類作成のコンサルティングも行っています。
その中でも相続の仕事はたくさんのご高齢の方との出会いがあります。
ある日の夕方、がん末期のご高齢の方の身内の方から病院に呼ばれ、自筆証書遺言書作成のお手伝いをしたことがあります。ご本人の強い希望で遺言書の作成を望まれました。
私は遺言書が有効になる書き方をアドバイスし、力の入らない手で、一文字一文字、一生懸命書かれていました。
全て書き終えられたときの、なんとも言えないほっとした笑顔が今でも忘れられません。
その後は終始リラックスした雰囲気で、他愛のない雑談を一言二言交わして病院を後にしました。
ご本人の最後の意思をお預かりした瞬間でした。
1週間後、お亡くなりになられたとの電話が来ました。
その後、遺言書の家庭裁判所での検認手続きを経て、無事遺言内容が全て実現されました。
今は私の知識と経験が、相続という仕事を通して高齢者やそのご家族の方のお役に少しでも立てればと思い、毎日を過ごしています。
保有資格 行政書士/二級建築士/宅地建物取引士/測量士補
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