買い替えるべきか?、リフォームして住むべきか?

買い替えるべきか?、リフォームして住むべきか?

2021年12月16日

大阪の不動産に詳しい、行政書士の岡田です。

大阪中心に、悩み多き方々のために不動産のコンサルティングをしています。

今回のテーマは、買い替えるべきか?、リフォームをして済むべきか?についてです。

このお悩みは実は、よくお聞きします。

そもそも、今お住まいの住宅に不満がなければ、この2つの考えは出てこないわけです。

今の住宅に不満があるから、どうしたらいいのかな?となります。

今の住宅が自分の所有の場合で、考えられる不満事項を挙げてみます。

1,狭い。家族の成長とともに、もっと広い住宅が必要になった。

2,古い。建物、又は設備が老朽化している。

3,暗い。日当たりが悪く、じめじめしている。

4,うるさい。近隣の施設の音、近隣住民の声が気になる。

5,危ない。構造的な問題で、命の危険がある。立地が崖の下。氾濫しやすい川の近く等。

6、不便。駅から遠い。スーパーが近くにない。

7、場所が悪い。戸建てなら、道が狭い。引っ込んだ場所にある。マンションなら、階数や位置が気に入らない。

まだあるでしょうが、上記は代表的な不満事項です。

このうち、1,2、5については、建物を何とかすることができれば、買い替える必要はなくなります。

1は、マンションでは無理ですが、戸建てで土地に余裕があれば、増築すればいいです。

2は、新しいものにリフォームすることにより解決します。

5で、構造的な問題である場合、これもマンションは実質的に無理ですが、戸建て住宅なら耐震補強をすることで解決します。

自治体によって異なりますが、耐震工事には耐震補助金が交付されます。このような制度をうまく活用すれば、工事費用も安くできます。

その他のケースであれば、買い替えをした方がいいでしょう。

又、1,2、5の場合であっても、工事に伴う金額と、買い替えに必要な金額を比較して、どちらがいい選択なのかを考えることも重要です。

買い替えに場合は、売った代金で、新しい物件を買うわけですが、その差額の金額や、売却購入に要する費用が必要になります。

工事する場合は工事代金とそれに伴う費用が必要になります。

買い替えの場合は売る時期と買う時期のタイミングの問題もあります。

売り出して、すぐ売れて、すぐにいい買い替え用の物件が見つかって、すぐ買えた。

こんなことは珍しいですし、最初から期待しないほうがいいです。

売り出したら、すぐ売れない。買い替えに物件もすぐ見つからない。

それを前提に計画を立てるべきです。そういうタイムスケジュールを考えながら、進めていくことになります。

リフォームをする場合は、リフォームの内容にもよりますが、リフォーム期間中の仮住まいを探す必要がでてきます。これもそんなに簡単ではありません。

ないことはないですが、リフォーム期間中だけ貸してくれる賃貸物件は限られています。

このように、いろんな要因を考えながら決めていくことになります。

悩みますよね。

そんなときのご相談相手をしております。

上記は一般的なほんの一例ですが、不動産の悩みは個別性がとても強くなります。

そんな、個人的な事情も踏まえたうえでのご相談をお受けしています。

不動産流通と住宅の建築、リフォーム、相続相談まで、幅広い経験を30年近くしてきました。

不動産、建築、法律に関する国家資格も取得し、知識武装もしました。

そんな経験と知識をベースに、総合的な視点からのアドバイスを得意としています。

かといってそんなに難しい話はしません。性格は温和、動物好きです。